ConoHaにArch Linuxを手動でインストールしてみる

(C) GMO Internet, Inc. / 画像の再使用を禁じます

前回に引き続きConoHaネタです。1000円/月で検討するのであればさくらのVPSより条件がよさそうなので移転も視野に入れています。
今回はArch Linuxをインストールします。サーバーを立てる際にインストールすることもできますが、個人的にrootを使いたくなかったりsshを勝手にセットアップされるのが気に入らないので自力でインストールします。

isoをアップロードする

hironobu-s/conoha-iso

conoha-iso – ISO image management tool for ConoHa

安いVPSでサーバー入門する一般人にAPIを叩くのは難しいと思うのですが、isoをアップロードするツールを有志の方が公開されています。
Unix系のOSが動いているマシンがあれば、以下のような手順でArch LinuxのisoイメージをConoHaにマウントできます。

ss20160430-022635

事前にAPIユーザーを作成しておき、VPSを止めておきましょう。

(スクリプトをダウンロードします)
$ curl -sL https://github.com/hironobu-s/conoha-iso/releases/download/current/conoha-iso-linux.amd64.gz | zcat > conoha-iso && chmod +x ./conoha-iso

(環境変数に、APIにアクセスするために必要な情報を格納します)
$ export OS_USERNAME=[APIユーザ名]
$ export OS_PASSWORD=[APIパスワード]
$ export OS_TENANT_NAME=[テナント名]
$ export OS_AUTH_URL=[Identity Endpoint]
$ export OS_REGION=[リージョン]

(Arch Linuxのisoをダウンロードさせます。URLは月によって変わります。ConoHaの回線を使うのですぐに終わります)
$ ./conoha-iso download -i http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/iso/2016.04.01/archlinux-2016.04.01-dual.iso

(Arch Linuxのisoが格納されていることを確認します)
$ ./conoha-iso list

(VPSにisoイメージをマウントします)
$ ./conoha-iso insert

Arch Linuxをインストールする

VPSを起動すると、インストールディスクを刺した時と同じ状態になります。
VPSだからと言って特殊な手順は必要ありません。以下は備考です。

  • ConoHaではDHCPによるIPアドレスの自動設定が使えます。Arch Linuxが起動したらそのままpingが通るはずです。
  • UEFIではなくBIOSブートとなります。パーティションテーブルをGPTにする場合はBIOS boot partitionが必要になります。
  • プライマリーのSSDは/dev/vdaとして見えます。容量の追加は試していないので分かりません。
  • コンソールでC-wなどを使おうとするとブラウザのショートカットが優先して発動します。特殊キーから使うこともできますが、使えるならviを使ったほうが良いかもしれません。

具体的なインストールの方法については、ArchWikiのBeginner’s Guideが詳しいのでそちらをご覧ください。

インストールが終わったら、isoをアンマウントしておきます。こちらは先程isoをマウントしたPCで行ってください。

$ ./conoha-iso eject

sshでどこでも触れるようにする

コンソールの使い勝手はあまりよろしくないので、sshとufwをインストールします。

$ sudo pacman -S openssh ufw

セキュリティ設定はUbuntuのものがそのまま使えます。ただし、Arch Linuxはこのような常駐するサーバー類をインストールしても自動的に起動するようには設定しないので、起動した際にサーバーも一緒に起動するように設定する必要があります。

$ sudo systemctl enable ufw
$ sudo systemctl enable ssh

あとは煮るなり焼くなり好きにしましょう。